お知らせ

2020-03-14 10:08:00

犬の乳癌

ヒトでは乳がん健診やマンモグラフィーなどで発見される乳腺腫瘍。

数ある腫瘍の中でも発生率が高く、メスの子に発生する全腫瘍の半分とも言われています。
乳腺周辺にしこりのようなものが出来るのですが、それが「腫瘍」です。

実は乳腺腫瘍には良性と悪性があります。
しかし、これはどんな獣医にも見た目だけで判断することは出来ません。
オペをして外部の病理検査機関に依頼する必要があります。

ワンちゃんは、ヒトの3倍乳腺腫瘍になりやすく、50パーセントが悪性腫瘍です。
最悪の場合は、腫瘍が自壊して化膿し悪臭を放ち、他の臓器(肺が多い)への転移で死を招くことになります。

怖いかもしれませんが、初回発情が来る前に避妊手術をすると、発生率が大幅に抑えられます。
もうその年齢じゃない子でも、避妊手術をすることで他の病気(子宮蓄膿症など)を防ぐことができます。

人間同様に早期発見が大切です。
よく撫でて、定期的に乳腺周囲にしこりがないか確認してあげてください。
先日もそれで来院された方がいらっしゃいました。
これって??と思われた場合は、躊躇せずに病院にいらしてください。

2020-03-12 12:13:00

クリニック前の道路が開通間近です

病院前の道路が3月中に開通いたします。
昨日にアスファルト作業も完了し、だいぶ見通しが立ってきました。


現在は車が病院前まで入れずに、場所がわかりにくくなってご迷惑をおかけしています。

京都市と向日市の境界にあり、色々行政同士の問題があるようです(^^;;



開通すれば阪急電車の高架に沿って、お車が走れるようになりますのでわかりやすくなります。

現在もなるべくわかりやすくお電話でご説明しております、場所がご不明な場合はお気軽にお電話ください。


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2020-03-12 11:27:00

わんちゃんの花粉症

 

この時期辛いのが花粉症ですね!
人間の場合、鼻水・くしゃみなどの症状を思い浮かべますが、わんちゃんは、皮膚症状が現れることがあります。

 

 

わんちゃんの花粉症の原因は…
一番多いのがスギ・ヒノキ花粉とされています。

 

 

 

手足の先やお腹、口周りや耳回りなどに痒みがみられ
皮膚症状が現れます。次のような症状が出てきたら注意してあげてください。

 

 

 

・体や顔を床にこすりつけている。

・体や顔を掻いている。

・体の皮膚があかくなっている。

 

 

 

あまりの皮膚の痒さに体を掻き続けて、毛が抜けてしまったり、皮膚が膿んでしまうこともあります。
掻きすぎて血が出てしまうことも!


ただ気を付けなければいけないのは、皮膚病かどうかを見極めなければいけません。

明らかに皮膚のかゆみを訴えている場合にはクリニックに診せに来てくださいね。

 

2020-02-16 10:57:00

犬のコロナウイルス

今日は今話題になっているコロナウイルスについてお話しします。

人間での症状はニュースなどでもよくご存知の方も多いと思いますので割愛いたします。

犬コロナウイルス感染症は、犬パルボウイルス感染症ほど重篤となることは少ないのですが、子犬が感染した場合は下痢、嘔吐、元気消失、食欲減退などの症状が現れ、激しい胃腸炎を起こします。便はオレンジ色をおびた粥状で悪臭を放ち、血便となることもあり、ひどい場合には死に至ることもあります。犬コロナウイルス感染症と犬パルボウイルス感染症と混合感染することが多く、その場合重篤な症状となり、死亡する危険性がより高まります。
主な感染源はコロナウイルスを含む糞便を犬が口にすることです。

下痢や嘔吐などが激しい場合には、脱水症状の緩和のための点滴や二次感染予防のための抗生物質投与などの対症療法を行います。

何頭かで飼っている場合はをしている場合には、他の感染症と同様に感染した犬の速やかな隔離と徹底した消毒を行う必要があります。

しかしこのウイルスは毎年行う混合ワクチンで予防することが出来ます。

ドッグランやトリミングサロンなどいつどこでもらうかわかりません。法律で決められている狂犬病予防接種とともに、混合ワクチンも必ず接種するようにしましょう。


当クリニックでは、よく動物病院特有の臭いがないと飼い主様から言われます。
それは12回床を消毒剤で床を清掃し、さらに空間除菌&消臭には、アクアリブという溶液を用いて徹底的に除菌しているからです。アクアリブは一般的なアルコールや次亜塩素酸よりも除菌力が高く安全性があり、空間のウイルスや細菌を除去&消臭効果があります。

 

 

来院される動物たちと飼い主様が安心出来るクリニックであるよう心がけています。

2020-02-16 09:58:00

猫のコロナウイルス

今日はいま話題になっているコロナウイルスについてお話しします。
人間での症状はニュースなどでもよくご存知の方も多いと思いますが実は猫にもコロナウイルスの病気があります。

猫のコロナウイルスはFIPウイルスというものが原因となります。
猫伝染性腹膜炎(FIP:エフ・アイ・ピーと読みます)という名前がついていますが、病名の通り腹膜炎を起こすものが一番多いながらも、他の病気が起こることもあります。
腹膜炎が起こると腹に水がたまり、腹部が膨らんでぶよぶよした感じになります(ウエットタイプ)。
また別の型では腹膜炎は起こらずに腎臓や肝臓に硬いしこりができ機能障害が進行するものもあります(ドライタイプ)。

発病した猫の治療は、本当に有効な方法がまだ見つかっていないので、症状を和らげる対症療法が主体となります。

 
実は多くの猫がこのウイルスに感染するのですが、ウイルスに感染しただけでは発病しないのです。感染しても90%以上の猫はウイルスを自分の力で殺してしまい、いつの間にか感染は終わってしまうのです。
それではなぜ一部の猫が発病するのかというと、多分ストレスその他のファクターが一緒になって発病するのだと考えられています。


当クリニックでは、よく動物病院特有の臭いがないと飼い主様から言われます。
それは12回床を消毒剤で床を清掃し、さらに空間除菌&消臭には、アクアリブという溶液を用いて徹底的に除菌しているからです。
アクアリブは一般的なアルコールや次亜塩素酸よりも除菌力が高く、安全性があり、空間のウイルスや細菌を除去
&消臭効果があります。

 

 

大切なご家族だからこそ、来院される動物たちと飼い主様が安心出来るクリニックであるよう心がけています。

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